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カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.5「こ」

カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.5「こ」

「リモートワーク」&「DX」のあるあるをカルタで楽しむこの企画。カルタを通して”働く”の今とこれからをカジュアルに紐解いていきます。今回は、今さら聞けない基本のキ。今さら聞けないこの違い、カルタのノリでおさらいしましょう!

ITとIoTとDXの言葉の意味をおさらい

わたしたちが運営しているこのサイト、『IoT未来レシピ』と言います。IoT分野の最先端テクノロジーのご紹介やを紹介したり 、DX推進に取り組んでいる企業の事例などをお届けしています。

…ん?IoT分野のDX推進?IoTってITとは違うの?

今さら聞けないこの違い、カルタのノリでおさらいしちゃいましょう!

まずは、それぞれのキーワードの意味から。

IT

正式名称:Information Technology

日本語訳:情報技術

ITとは、「コンピュータとネットワークを利用した技術の総称」と説明されることが多いでしょう。そして、IT化をわかりやすく言うと、「アナログで行なっていた作業をPCなどの情報技術を活用してデジタルに置き換える」となります。帳面に記入していた会計か何かの情報を、エクセルで管理する、的な。

ITというキーワードは2000年ごろから使われたようです。ちなみに似た意味で使われるICTは、「Information and Communication Technology」の略称で「情報伝達技術」と訳されます。ITよりも情報・知識の共有に焦点が当てられ、「人と人」「人とモノ」の「コミュニケーション」がより強調されています。ベンチャー企業が提供するサービスにはITがよく用いられ、省庁が関係しているプロジェクトなどではICTというワードが積極的に用いられるそうですが、意味はほぼ同じです。

IoT

正式名称:Internet of Things

日本語訳:モノのインターネット

IoTとは、「モノがインターネット経由で通信すること」と説明されています。ITの場合、インターネットはコンピュータ同士を接続するための手段でしたが、世界中にインターネットがはりめぐらされたことによって、従来インターネットに繋がっていなかった家電などの「モノ」がどんどん繋がっていきました。

DX

正式名称:Digital Transformation

日本語訳:デジタルの変容・変革

DXを提唱したのは、ウメオ大学(スウェーデン)のエリック・ストルターマン教授です。その際、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と解説したことで、DX化とは単なるデジタル化というのではなく、「デジタル技術を使うことで、人々の生活やビジネスが変容していくこと、変革を起こすこと」というところまで踏み込んだ意味になりました。

IoTが発達するとDX化が進む

もう違いがお分かりでしょうか。わかりやすく言えば、「アナログで行なっていた作業をPCなどを活用してデジタルに置き換えて業務が効率的になる」のがIT化、それによってビジネスの仕組みが変わったり、例えばリモートワークなどの新しい働き方が生まれたりと、社会の変容を促すようになるのがDX化、ということですね。つまり、IT化はDX化の手段のひとつと言えるでしょう。

わたしたち『IoT未来レシピ』は、日進月歩で進化する様々なIoTを紹介しながら、それによってDX化がどう進んでいくか、その可能性や現状をお伝えしていきます!

「今まで紙で印刷して郵送していた請求書、ついにエクセルで作ってメール添付しちゃったりしてマジでDXだわ!」

とドヤ顔しているオトナはいませんか?DX推進で大切なことは、視野を広く持つことです。それによって、どのくらい業務が効率化され、どのくらいビジネスにインパクトがあるのか。DX化は、それに関わる人、チーム、会社、そして社会が便利になっていくためにあるのです!

『IoT未来レシピ』では、これからも様々な企業のDX推進にフィーチャーしてまいります。

DX推進企業事例記事参考

『IoT未来レシピ』DX推進企業事例集

「小さな会社だから無理」は勘違い⁉ 総合埠頭の事例に学ぶ“身の丈に合った”リモートワーク&DXの進め方

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