「リモートワーク」&「DX」のあるあるをカルタで楽しむこの企画。カルタを通して”働く”の今とこれからをカジュアルに紐解いていきます。今回もDXについて学んでいきましょう。
DXって誰が言い出したの?
“The digital transformation can be understood as the changes that digital technology caused or influences in all aspects of human life.”
これが、DXの始まりの言葉です。2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマンという大学教授が考え、論文を発表しました。「Digital Transformation」は「デジタルトランスフォーメーション」と読みます。略して「ディーエックス」と読むのが一般的です。
なお、日本でDXという言葉が使われるようになったのは、2018年に経済産業省が「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン」を取りまとめたことがきっかけ。DXという言葉の誕生から14年も後のことだったんですね。
DXって読み方難しくない?
今でこそ、「ディーエックス」が浸透していますが、2004年と言えば、『マツケンサンバⅡ』がヒットし、北島康介選手が「ちょー気持ちいぃー」と言った年。今のDX推進の現状は想像できなかったことでしょう。
そんな時代に「Digital Transformation」略してDX!と急に言われて、「デーエックス?」「略したらDTじゃないか?」など、世の中もさぞかし混乱したことでしょう(憶測)。
読み方はともかく、DXの略称がDTではない理由については豆知識として知っておいてもいいかもしれません。
そもそも「Transformation」は「X-formation」と表記されます。「Trans」という言葉が「変える」「超える」という意味を持っているため、「cross=X(交差する)」という単語と置き換えられるそうです。
つまり、ここからは真面目な話ですが、DX化・DX推進という時は、それが「X (交差)しているか」どうかがキモになります。ただアナログをデジタルに置き換えて楽になった、のではなく、それによって、現状が変わるかどうか、現状を超えるかどうかが重要ということです。
DX推進で「X(交差)した 」事例 は、IoT未来レシピでもご紹介しています。
参考
こちらの記事もおすすめ
スプラッシュトップ株式会社の中の人が試して考えた!VRゴーグルとSplashtop連携で広がる新しい働き方
ChatGPTに聞く働き方変革【アパレル業界編】ChatGPT活用やリモートワークをどう進める?
子どもが3歳までテレワーク推奨、何のため?何が変わる?つまりどういうこと!?
カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.5「こ」
リモートワークで家族がぎくしゃく?家族とのトラブルを防いで快適に働くための5つの提案
カルタで学ぶリモートワーク&DX vo4.「し」
カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.3「う」
カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.2「か」
リモートワーク、ハイブリッドワーク時代の福利厚生のカタチ
カルタで学ぶリモートワーク&DX vol.1「あ」
「小さな会社だから無理」は勘違い⁉ 総合埠頭の事例に学ぶ“身の丈に合った”リモートワーク&DXの進め方
バーチャルオフィスが追い風?進化するリモートワークの今と「未来の働き方」
若者(Z世代)の仕事の価値観・希望の働き方は?
【事例で学ぶDX】自社工場のスマート化で“魅せる工場”に進化する別川製作所のDX化“リアル”ストーリー
製造業のDXが劇的に進化!事例と未来の製造現場に迫る【中小企業編】
製造業のDXが劇的に進化!事例と未来の製造現場に迫る【大企業編】
Splashtop中の人のIoT実践記「IoTメダカの学校を作ってみた!」
農業もリモート可能に?IoTスマート農業の現在地と未来予想図
AR未来予想図 Vol.2 ARが仕事の最適化を実現する!年齢や働く場所に縛られない、未来の働き方とは
AR未来予想図 Vol.1 ARはエンタメだけのもの? 進化したAR活用のカタチを考えよう。
1分でわかる!DXが生み出した幸せストーリー 製品の遠隔保守サービス導入で、トラブル復旧の工数削減も運用保守の働き方改革も実現した話
その悩み、DXで解決できます!配偶者の転勤で退職をなくしたい!望まないキャリア中断をゼロにするDX活用のススメ